1956-04-27 第24回国会 参議院 建設・商工委員会連合審査会 第4号
ところが、この最初ちょうだいした資料によりますると、セメント事業目論見書におきましては、本方式は建設費が従来のロータリー方式の二分の一以下で済む。で、製造原価もはるかに低廉であるという経済的利点があります、こういう説明が出ておるのです。
ところが、この最初ちょうだいした資料によりますると、セメント事業目論見書におきましては、本方式は建設費が従来のロータリー方式の二分の一以下で済む。で、製造原価もはるかに低廉であるという経済的利点があります、こういう説明が出ておるのです。
○説明員(小林忠雄君) 東北興業のセメント事業目論見書で、建設費が従来のロータリー・キルン方式の二分の一以下で済む、こういう工合に書きましたのは、東北興業が今回計画をいたしました程度のキャパシティを持ちます工場を、ロータリー・キルン方式で同様の場所に建設をいたしますと仮定いたしました場合には、ほぼこの倍額の二十八億程度のものが必要であるということから、二分の一以下というように書いたわけでございます。
○説明員(小林忠雄君) お配りいたしました収支計算明細表は、前回お配りいたしましたセメント事業目論見書の五の操業第一年度収支予想表、並びにその後別に別紙をもってその内訳を提出いたしましたセメント事業操業第一年度収支予想表の、各単価の内訳を出したものでございます。 で、まずセメント事業操業第一年度収支予想表と照らし合せてごらんをいただきたいと思いますが、まずその2の支出の方でございます。
○政府委員(町田稔君) 先般お手元に差し上げてあると思いますが、セメント事業目論見書の中に記載してございますように、大体製品のトン当りの販売価格を六千五百円程度に見込んでおるのでございまして、これは三十一年、本年の二月の東北地方におきますセメントの市価よりは約千円安いというふうに考えておるのでございます。